【CoCシナリオ】怪者―カイブツ―(7版コンバート付) SPLL:E109877
#11_Dogs報告書参加作品 刑事×ギャルゲー×取調べ×継続で秘匿 好感度を上げて供述を引き出せ!! ・攻略ルート診断 https://kuizy.net/analysis/18593 ハッシュタグ #怪者 (武蔵ニャルラト市シリーズメインストーリー4作目(※キャンペーンではありません))
●あらすじ
2022年秋、東京。あなた達が通報を受けて駆け付けた先に待っていたのは建物内に蔓延する黄色い霧と――大量の花と蔦だった。 あなた達は事件を無事に解決した。しかしその犯人は翌日、正気度が0から正常な数値に戻る。そんなことはあり得ないと警察内部が揺れる中、その被疑者はこう供述した。「私は犯人じゃない。犯人は警察の中だ。警察の中に『化け物』がいる。私を逮捕した盲犬を連れてこい。彼らとしか私は話さない。タイムリミットは18時までだ。それまでに『化け物』を特定できなければ、お前らは全員死ぬ」と。
朝、昼、夜、1日、毎日。 世の中には国の中枢に近づかず、普通に暮らしていれば知らない側面がある。 2022年、霞ヶ関の中心で、とある機械が発明された。 「正気度測定器」 その当人が今、どの程度正気かを数値化する機械である。 その発明により、日本の中央――立法、行政、司法を司る機関には革命が起こった。 人間は気付いてしまったのだ。死刑判決が下った猟奇的殺人鬼の大多数は「正気度」が「0」であるということに。 すぐさま立法が動いた。国会は「狂人に関する特別措置法」を制定。通常の法律では裁けない「正気度0」の人間――「狂人」に対し、人に危害を加える前に「裁く」ことが出来る法律が出来上がった。 そしてその「裁き」を担う人間。それがあなた達「Blind Dogs」、通称「盲犬」である。 特別に組織されたあなた達に“のみ”、「狂人」を「裁く」権限が与えられた。 あなた達は全国から集められた、「狂人」を相手にしたことがある、もしくはやむ負えない事情により人を殺した事がある公務員だ。 あなた達の仕事は「正気度測定器」を用い「狂人」を特定し、「狂人」を逮捕、もしくは国民に危害を加えそうになった場合は被害が出る前に殺害する事である。
●シナリオ概要
舞台:2022年秋・架空の東京都23区(改変可) 推奨人数:4人(3人改変可) プレイ時間:ボイスセッションで7~12時間 PL難易度:初心者以外向け ロスト率:中/高(7版コンバート) 情報共有しなければ死ぬ 継続探索者使用可(ただし、探索者が生きる国に対する設定が付与される) PvPの可能性があるがそれを目的としたシナリオではない。 タグ:刑事、好感度制度、取調べ、シリアス、PvP可能性あり、協力型 推奨技能:<回避><戦闘技能><目星><リアル会話力> 準推奨技能:<図書館><威圧以外の交渉系技能><心理学> あれば使える技能:<医学><博物学[7版では自然]><聞き耳>
▼共通ハンドアウト(以下:HO)
あなた達は「Blind Dogs(通称:盲犬)」に所属する刑事である。同じ班に所属しており、少なくとも2ヶ月は共に任務をこなしている仲間同士だ。また、任務で既に何人かの「狂人」(主に狂信者や魔術師)を殺害したことがある。 なお、武器は探索者が希望したものが1つ業務中貸与される。(拳銃、日本刀以外にもライフルなど自衛隊が所持しているであろう武器ならば申請出来る) ※継続探索者の場合は一時的に所属を異動してもらう。公務員であれば警察官でなくても異動することが可能。 ※設定上、仕事や止むを得ない状況になっても人が殺せない探索者は非推奨である。ただし公務員として最低限の倫理観を持っていた方が楽しめるだろう。
●このシナリオについて
このシナリオでは好感度制度が採用されている。何度もNPCの元へ通い「特定の発言や行動をする」もしくは「NPCの好きなものをプレゼントしたり時間を共有したりする」ことで好感度を上げ、供述を引き出すことで物語が進むようになっている。 故に推奨技能として<リアル会話力>と記載している。会話力に不安がある場合は「<威圧>以外の交渉系技能」を取得しておくと安心だろう。<心理学>も攻略に必要な情報集めに役立つかもしれない。 またNPC攻略中は一部が秘匿処理となる(プレイヤーの希望によっては公開処理に変更可能)。 ※本シナリオには神話生物の独自解釈がある。 ※本シナリオは実在の場所、人物、組織、物語等と一切関係がない。何か特定の作品をオマージュする意図もない。 ※警察の業務内容や架空の政治に対して言及する部分があるが、あくまでこのシナリオ上の話である。フィクションとして楽しんでいただきたい。 ※本シナリオはNPCの好感度制の導入など、従来型のシナリオとは異なる形式のシナリオである。 特に恋愛シミュレーションゲームから発想を得ており、NPCの発言からNPCの求める回答を推測し、答えることが求められる場面が存在する。 ※念のため、参加者の地雷の確認を行ってからプレイすること。 ※本シナリオに殺人行為を肯定する意図はない。 ※本シナリオは一部の拙作シナリオと世界観を共有している。特に「クズ刑事達よ、何も知らない都民を守って死ね」をプレイしているとより楽しめる要素があるが、プレイしている必要は全くない。また、本シナリオをプレイ後に他シナリオをプレイすることも可能。 他事前情報・注意事項はプリプレイシートをご覧ください。
・攻略ルート診断 https://kuizy.net/analysis/18593 ・pixivでも試し読みできます。 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18699950 ・シナリオ購入者&PL用おこのみシナリオ共通利用規約(ネタバレなし) https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=15155715 ※ネタバレ部分の利用規約は、試し読みやシナリオ巻末からご確認ください。
バリエーション説明
プリプレイシート:PL事前情報です。注意事項の記載がありますのでシナリオ前にお読みください。 フルセット:全てが入っています。 試し読み:シナリオの個別ルートと攻略NPC情報以外が読めます。 立ち絵ディスプレイ素材:湊月さまより提供いただきました。利用規約を守って、ツイッター等でお使いください。
<同梱一覧>
(セッション前にPLへ配布してください) ・プリプレイシート (セッション前にPLに見せてもいいが、配布してはいけないもの) ・キャラ紹介画像(比率16:9) ・トレーラー画像8枚(特に記載のないものは比率16:9) (PLに配布してはいけないもの) ・シナリオPDF ・シナリオテキスト版 ・セッション用素材28点 ・NPC立ち絵(2022年内に全身立ち絵を追加予定)→3月予定に延期 ・ロゴ4種 ・フラグリスト ・フローチャート ・ココフォリア部屋zip --------- <セッション素材利用規約> ・当シナリオのセッションの範囲内でお使いください。 ・当シナリオセッション内の利用に限り、素材の加工をしてもかまいません。 ・加工の有無にかかわらず、転売、二次配布、自作発言を禁止します。 著作権は以下の作成者に帰属します。 立ち絵イラスト・トレーラー:駱馬/Яyama トレーラー・その他:おこのみ ---------
(更新履歴) 2023/02/02 立ち絵全身追加、立ち絵細部変更、立ち絵追加、キャラ紹介画像変更、ココフォリアZIPに立ち絵反映 2023/02/03 事前調査(休憩室)に【】マーク追加(新旧対応表参照) 2023/03/05 ココフォリア部屋にシナリオテキスト追加
本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』の二次創作物です。 Call of Cthulhu is copyright ?1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc. Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc. PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION 「クトゥルフ神話TRPG」「新クトゥルフ神話TRPG ルールブック」 ※このシナリオは、6版基本ルールブック(サンディ・ピーターセン/リン・ウィリスほか『クトゥルフ神話TRPG 』初版、KADOKAWA、2004年: 以下ルルブ)もしくは7版基本ルールブック(サンディ・ピーターセン/ポール・フリッカー/マイク・メイソンほか『新クトゥルフ神話TRPG ルールブック』初版、KADOKAWA、2019年: 以下7版ルルブ)に基づいて書かれている。また、基本ルルブのみで遊べるが、マレウス・モンストロルム(スコット・アニオロフスキーほか『クトゥルフ神話TRPG マレウス・モンストロルム』初版、KADOKAWA、2008年:以下マレモン)もしくはマレウス・モンストロルムVol.1(マイク・メイソン/スコット・アニオロフスキーほか『新クトゥルフ神話TRPG マレウス・モンストロルVol.1 クリーチャー編』初版、KADOKAWA、2021年:以下7版マレモン)を持っていると、よりキーパリングの助けになるだろう。